【武将】第12話 目標
このところ世の中はガラガラ音を立てて動いておるようじゃが、今年もこの動きは止まりそうにないのう。「わしゃ、止まると死ぬんじゃ」という名言をご存知か?大阪人ならご存知であろう。老人に扮した間寛平殿が吉本新喜劇で披露する定番ギャグじゃな。いやー懐かしいのお。・・・ま、そんなことはどうで
このところ世の中はガラガラ音を立てて動いておるようじゃが、今年もこの動きは止まりそうにないのう。「わしゃ、止まると死ぬんじゃ」という名言をご存知か?大阪人ならご存知であろう。老人に扮した間寛平殿が吉本新喜劇で披露する定番ギャグじゃな。いやー懐かしいのお。・・・ま、そんなことはどうで
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「小田原評定」という諺をご存知か?一般には長引いてなかなか結論が出ない話し合いや相談のことを言うようじゃが、秀吉殿による小田原征伐の際に、攻められた小田原北条家の中で和戦どちらをとるかなかなか決まらず、重臣会議が紛糾したことに由来するそうじゃ。ご存知のとおり、結局北条家は籠城による「戦」を選択して
もう10話目突入じゃ。残りも少なくなってきたわい。いやいやまだ10話目、先は長いか?同じ10話目でも感じ方が異なるから人は面白いのぉ。さて、本題に入ろうかの。「部下に対しては、深い情を持って接することと、しっかりと報酬を与えることが大切である。情と報酬は言わば車の両輪、鳥の両翼のよ
小田原という地を知っておられるか?江戸時代は東海道五十三次の9番目の宿場町として栄えたもんじゃ。何せ天下の険、箱根が目の前じゃ。越える前と後に休んだり泊まったりする人で大賑わいじゃ。そうそう、小田原宿と言えば外郎(ういろう)売りが有名じゃな。今もまだ営業を続けとってな、創業500年を越えて
釈由美子殿という女優さんを知っておるか?べっぴんさんよのう。ムフフフ・・・おっといかんいかん、つい。では、豊臣秀吉殿の参謀で天下取りに大いに貢献した蜂須賀正勝(小六)殿という重臣は知っておるか?有名な墨俣一夜城の築城は、小六殿の力がなければ成し得なかったと言われておる。実は釈殿はの
「武田二十四将」と言われる有能な家臣団を率いて、風林火山の旗の下、その名を近隣諸国はおろか全国にまで轟かせた武田信玄殿。「人は城、人は石垣、人は堀。情けは味方、仇は敵なり」は信玄殿の言葉だと伝わっておるが、彼の価値観を端的に表したものであろう。つまり「人こそすべて」ということじゃとわしは思うておる
最近良いことありましたか?と聞かれてすぐに良いことが思い浮かぶ方は幸せ。良いこと?うーん、悪いことのほうが多いねー。という方は、不幸・・・なのでしょうか!?禍福吉凶は一つである。ちょうど米にはぬかがあるし、魚には骨があるようなものだ。まぐろの刺身を見て骨がないなどと言うのはこどもの
二宮金次郎の像をご覧になったことはありますか?弊社小田原の事務所では、小さな金次郎の銅像が玄関でお客様をお出迎えしております。ご多分に漏れず、本を読みながら薪を背負って歩いている姿です。働きながらも寸暇を惜しんで本を読んで学ぶ。まさに勤労、勤勉さを象徴する姿ですね。しかし今の時代、