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【武将】第32話 規則

今日は久しぶりに地元、小田原の話をしようかの。戦国時代の小田原と言えば北条殿じゃが、その治世において次のような話があったそうじゃ。とある諸国行脚の僧が小田原の城下に来て立札を見たところ、嘆息をもらして「北条家も大いに衰えたり。この分では遠からず滅ぶであろう」と言ったそうじゃ。それを役人が聞

【武将】第31話 褒める

加藤清正殿をご存知か?秀吉殿に幼きころから仕え各地を転戦、数々の武功を挙げ、のちに肥後一国、つまり今の熊本県を治める大名にまで出世した御仁じゃ。清正殿と言えば賤ヶ岳七本槍のひとり、虎退治、あるいは石田三成殿や小西行長殿ら文治派との確執で有名じゃから、よほど武辺一辺倒の武骨な猪武者かと思いき

【武将】第30話 利益の質

長野県伊那市にある伊那食品工業という寒天の製造販売をしておられる会社をご存知か?テレビでも取り上げられておったが、素晴らしい会社じゃの。そしてその素晴らしさはトップの価値観から生まれておることがよく分かるというものじゃ。トップが何に価値を置いておるかによって、組織の有りようが変わっ

【武将】第29話 後継者の心構え

今回は徳川家康殿が語ったという後継者の心構えについて話を進めてみようかの。家康殿曰わく「祖宗の創業というものは、その国家のために十分に熟慮したものである。そのうえ日夜心身を労して、子孫のために万世不易の法を立てたのである。ところが後継ぎは、その法を守ることができず、思うままに変更して、それ

【武将】第28話 信任

前回お話した黒田如水殿を覚えておいでかの?彼は秀吉殿の天下統一に大きく貢献した参謀で、秀吉殿から「自分の次に天下を取る男」と恐れられるほどの能力の持ち主であったそうじゃ。それを敏感に感じ取って身の危険を感じた如水殿は、秀吉殿が天下を取った後は、自ら望んで九州に知行地を得て、静かに暮らしてお

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