【武将】第8話 心には心
釈由美子殿という女優さんを知っておるか?べっぴんさんよのう。ムフフフ・・・おっといかんいかん、つい。では、豊臣秀吉殿の参謀で天下取りに大いに貢献した蜂須賀正勝(小六)殿という重臣は知っておるか?有名な墨俣一夜城の築城は、小六殿の力がなければ成し得なかったと言われておる。実は釈殿はの
釈由美子殿という女優さんを知っておるか?べっぴんさんよのう。ムフフフ・・・おっといかんいかん、つい。では、豊臣秀吉殿の参謀で天下取りに大いに貢献した蜂須賀正勝(小六)殿という重臣は知っておるか?有名な墨俣一夜城の築城は、小六殿の力がなければ成し得なかったと言われておる。実は釈殿はの
「武田二十四将」と言われる有能な家臣団を率いて、風林火山の旗の下、その名を近隣諸国はおろか全国にまで轟かせた武田信玄殿。「人は城、人は石垣、人は堀。情けは味方、仇は敵なり」は信玄殿の言葉だと伝わっておるが、彼の価値観を端的に表したものであろう。つまり「人こそすべて」ということじゃとわしは思うておる
最近良いことありましたか?と聞かれてすぐに良いことが思い浮かぶ方は幸せ。良いこと?うーん、悪いことのほうが多いねー。という方は、不幸・・・なのでしょうか!?禍福吉凶は一つである。ちょうど米にはぬかがあるし、魚には骨があるようなものだ。まぐろの刺身を見て骨がないなどと言うのはこどもの
二宮金次郎の像をご覧になったことはありますか?弊社小田原の事務所では、小さな金次郎の銅像が玄関でお客様をお出迎えしております。ご多分に漏れず、本を読みながら薪を背負って歩いている姿です。働きながらも寸暇を惜しんで本を読んで学ぶ。まさに勤労、勤勉さを象徴する姿ですね。しかし今の時代、
「主君の間違いを諫めることができる家臣は、戦場で一番槍の功を立てる家臣よりも、はるかに忠義の臣である」とは、徳川家康殿の言葉だそうじゃ。人間一人の考えが及ぶ範囲というのはたかが知れておる。どんなに凄腕のカリスマワンマンリーダーでも、間違いを犯すことはあるものじゃ。しかしの、客観的に見て明ら
前回、金次郎が捨て苗を育てて1俵の収穫を得たところから積小為大を体感したお話しをさせていただきましたが、今回はその次の段階、いくつかある報徳仕法の根幹となる考え方のうちで最も大切であると言っても良いでしょう、譲(じょう)についてお話しを進めさせていただきます。「譲」すなわち
扇谷上杉定正殿に仕え、勇猛で才略に富み、武事に通じた太田道灌(資長)殿という武将を存じておるか?世に、軍法の師範と言われるほどの逸材だったそうじゃ。されど、あまりに出来すぎたため、凡庸な主君に恐れられ、主に殺されるという、なんともやりきれん最期を迎えた方でもある。さてその道灌殿の若かりし頃
織田信長殿が当時もっとも天下に近いと言われた今川義元殿を打ち破った「桶狭間の戦い」は存じておるかな?なぜ信長殿は、数倍もの敵に勝利することができたのか。これは一か八かの奇襲が偶然成功したという単純なものではないぞ。答えは戦後の論功行賞にある。論功行賞というのは、手柄を挙げた部下に褒
苦難の幼少期を過ごした金次郎でしたが、ではその苦難の中からどのような気付きを得たのでしょうか?大事を成しとげようと思う者は、まず小事を努めるがよい。大事をしようとして小事を怠り、できないできないと嘆きながら、行いやすいことを努めないのは小人の常である。およそ小を積めば大となるものだ
「二宮尊徳に学ぶ豊かな生き方」と題して始まりました、本ブロマガ。様々な苦難をバネに、情熱と弛まぬ努力と智恵と、そして真心で多くの人を助けた二宮尊徳の言動を通じて、皆さんと一緒に様々なことを学び、気付き、感じていければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。本題に入る前に、瑣末な